地域自治制度
地域自治制度とは,長年の文化や歴史を有する旧町の各地域が,今後も地域主体のまちづくりを推進していけるよう,新市としての一体性に配慮しつつ,旧町の区域を単位として設けるものであり,「身近な場所での総合的なサービスの提供」と「魅力ある地域づくりを通した豊かさの創出」を目指すものです。
また,地域自治制度は,現在,宇都宮市が進めている「地区行政」を先導する制度として位置付けており,合併後の検証を踏まえながら,「地区行政」の充実を図り,新市としての一体性を速やかに確保することとしています。
●地域自治制度小委員会
地域自治制度は,合併後の上河内町・河内町の区域において,個性と活気あふれる地域づくりを進めていくための重要なしくみです。このため,第1回協議会において,地域自治制度の構築に向けて,専門的な調査と審議を行うために「地域自治制度小委員会」を設置しました。
●地域自治制度小委員会での協議
地域自治制度小委員会は,7回にわたって協議しました。この協議の内容を踏まえたものを地域自治制度(案)として取りまとめ,第4回・第5回協議会で協議した結果,原案どおり承認されました。